漏水調査・修理

井戸ポンプの交換・修理

井戸専用機器の取付

深井戸用水中ポンプ
⑤井戸専用機器の設置

目 次

  • ①漏水調査と修理
    • 当社の漏水調査について
    • 漏水調査から修理までの情景
    • デモンストレーション
      • トレーサーガス式漏水調査
      • 音聴式漏水調査
    • 使用している漏水探索機の紹介
  • 井戸ポンプの交換
    • 対応機種
    • 井戸ポンプについて
    • 井戸ポンプ交換工事について
  • 井戸ポンプの修理
    • 対応機種
    • 井戸ポンプ修理の情景
  • ④井戸専用機器の取付
    • 井戸専用機器の紹介
    • 井戸専用機器のよくある質問と答え
  • ⑤対応エリア
    • 県別対応エリアの案内
    • 業務別対応エリアの案内
  • ⑥お問い合わせ

事業の紹介

  • 漏水調査・修理
  • 井戸ポンプの交換と修理
  • 井戸専用機器の設置

①漏水調査・修理

身近でこんなこと、起きていませんか?

起きていたら、どこかで水が漏れているかもしれません。

  • 地面がいつも濡れている。
  • 水道料金が急に高くなった。
  • 水道メーターのパイロットが常に回っている。
  • トイレから水音がする。
  • 使っていない井戸ポンプが常に動いている。
  • 使っていない井戸ポンプが勝手に動いたり、止まったりを繰り返している。
  • 井戸ポンプが熱くなってる。
  • 電気代が急に高くなった。

当社の漏水調査について

 当社の埋設管における漏水調査・修理は、2種類4台の漏水探索機を用いて「漏れている場所が分からない水漏れ」を探して、直します。
 漏水探索機には露出配管用の「音聴器」、公道漏水に対応した埋設配管用の「路面調査用音聴器」、埋設配管全般に対応する「トレーサーガス検知器」と「トレーサーガス発生装置」を使用します。

※埋設管とは、地中に埋設されている給水管・給湯管・井水管などの湯水が通る配管です。

 これらの探索機は機器の特性上、得手不得手の現場状況があるため「調査段階」(初動調査と本調査)と「現場状況」(水道管の埋設状況・路面の種類・土壌の種類や固さ)によって使い分けを行います。
 おもに初動調査では、露出配管用の音聴器と埋設配管用の路面調査用音聴器を使用し、本調査ではトレーサーガス検知器トレーサーガス発生器の使用または路面調査用音聴器との併用を行います。

 公道漏水に対応した埋設配管用の路面調査用音聴器は、深い場所に埋設されている水道管からの水漏れ音を検音するという本来の機器目的を、トレーサーガス調査が不得手とする「ガスが浮上しにくい粘土土壌」などの現場状況下においてはそれに代わって用いります。
 反対に路面調査用音聴器が不得手とする現場状況下では、トレーサーガス検知器とトレーサーガス発生装置を使用したトレーサーガス調査がそれに代わって行い、互いの短所を補っていきます。

 また互いの調査が不得手とする現場状況下では、トレーサーガス調査と路面音聴調査の異なる2つの調査方法を組み合わせた手法を取ります。
 具体的には埋設配管用の路面調査用音聴器が漏水音を検音し、漏水箇所を特定するためにトレーサーガスを高い圧力で注入して漏れ出すガス音を大きくしていきます。

 これら2種類4台の漏水探索機を用いることで、「①漏水特定時間と断水時間の短縮②漏水箇所の特定率の向上」に繋がり、自社の漏水特定率は90%を超えています。

 基本的に初動調査はトイレなどの一時的な使用以外、水の使用を控えて頂く中で行います。反対に本調査は完全な断水の中で行いますので、一時的な水の使用も出来ません。

漏水調査から修理までの情景

DEMONSTRATION

使用している漏水探索機

  • 小型音聴式漏水探索機
  • 路面調査用音聴式漏水探索機
  • トレーサーガス検知器
  • トレーサーガス発生装置

小型音聴式漏水探索機

特徴
1)漏水音は増幅されたデジタル信号として専用ヘッドホンに届き、聴き取ることが出来る。
2)小型で軽量のため、狭い場所での調査が容易。

主な調査対象物
1)建物内外で露出している水道管や各種水栓など。
2)地表面近くに埋設されている水道管や給湯管など。

路面調査用音聴式漏水探索機

特徴
1)高いノイズキャンセリング機能と増幅機能により、地中に響く小さな漏水音の確認が可能です。
2)地中に混在する音を周波数毎にデジタル音源として採音するため、波形での視聴確認が可能となり、特定率の向上に繋がります。
3)トレーサーガス工法が適さない漏水現場で有効な手法です。

主な調査対象物
1)地中に埋設されている水道管や給湯管など。
2)地中に埋設されてる止水栓など。

トレーサーガス検知器

特徴
1)高い検知能力を持つため、低いガス濃度に素早く検知することが出来る。
2)ガスを検出する時間と再検知するまでに必要な復帰時間が数秒と短いため作業効率が良い。

主な調査対象物
・管種を問わず対応が可能。
1)地中に埋設されている水道管や給湯管など全般に対応可能。
2)塩ビ管、鋼管などの全ての管種に対応可能。

トレーサーガス発生装置

特徴
1)造成されるガスは、ISO10156で定められたガスのため、安心・安全である。
2)音聴式では発見の難しかった漏水音がしない微少な漏水を検知することが可能。

主な調査対象物
・管種を問わず対応が可能。
1)地中に埋設されている水道管や給湯管など全般に対応可能。
2)塩ビ管、鋼管などの全ての管種に対応可能。

井戸用ポンプの交換

テラル(旧三菱)

  • 深井戸用水中ポンプ
    1)TWS型全般
    おもな機種
    ・25TWS-5.45S-9J
    ・25TWS-5.45S-11
    ・25TWS-5.6S-11
    ・25TWS-5.6-11 など

イワヤポンプ(岩谷ポンプ)

  • 深井戸用ジェットポンプ
    1)型式:JPS型
    おもな機種
    ・JPS-301F-50
    ・JPS-4052F-50
    ・JPS-406-50
    ・JPS-407-50

川本ポンプ

  • 深井戸用水中ポンプ
    1)形式:UFE2形 カワエースディーパー
    2)形式:UF3形 カワエースディーパー
  • 深井戸用ジェットポンプ
    1)形式:JF2形 カワエースジェット
  • 浅井戸ポンプ(小型定圧給水ポンプ)
    1)形式:NR形 カワエース
    2)形式:N3形 カワエース など

こんなことが起きていたら、ポンプ交換の時期です。

  • 井戸ポンプが動くと「大きな音がする」。
  • 水を出すと屋内の「ブレーカーが落ちる」。
  • 以前より「水の出が悪く、水圧が低くなった」。
  • 電気代が「急に高くなった」。
  • 12年以上使っている。

井戸ポンプについて

 各種ポンプ共に単相100Vの家庭用ポンプでは、出力「400W」クラスが一般的で、最大出力は「600W」となります。また三相200Vのポンプには出力「600」W以上のポンプがあり、出力に比例して多くの水量を汲み上げることが出来ます。

 井戸ポンプは、「深井戸用」と「浅井戸用」に大分されます。

(1)水の中にモーターを設けて水を汲み上げるのが「深井戸用水中ポンプ」です。
特徴
①深い位置にある水を汲み上げることができ、静音です。
②「ジェットポンプ」や「浅井戸ポンプ」より高い圧力の下で多くの水量を得ることができ、静音です。

(2)地上に設けたモーターと水の中に設けたジェット部を組み合わせて水を汲み上げるのが「深井戸用ジェットポンプ」です。
特徴
①浅い位置にある水を汲み上げる場合に適したポンプです。そのため、深い位置の水を汲み上げることには適しません。また水中ポンプより価格が安い。
②条件によっては水中ポンプに近い圧力の下で多くの水量を得られます。

(3)地上に設けたモーターのみを使用して水を汲み上げるのが「浅井戸用ポンプ」です。
特徴
①浅い位置にある水を汲み上げる場合に適したポンプです。
②水中ポンプやジェットポンプより価格が安い。
③条件によっては、高いの圧力の下で多くの水量を得られます。

 水を汲み上げる能力(水量や水圧)は、一般に「水中ポンプ > ジェットポンプ > 浅井戸ポンプ」の順になります。その能力はポンプの出力以外に「水を汲み上げている時の井戸水位」などの井戸状況により変わります。
 その水位が浅い場合は、ポンプの出力と能力が低いポンプであっても、多くの水量や水圧を確保することが出来ます。

 井戸ポンプの価格は、水を汲み上げる能力と同様に「水中ポンプ > ジェットポンプ > 浅井戸ポンプ」の順になります。

 深井戸用水中ポンプは浅型と深型に分かれるため、ポンプの出力以外に井戸の「自然水位」と「運転水位」を考慮して選定する必要があります。

 水位が浅い井戸に深型の水中ポンプを設けた場合は(インバーター型を除き)、必要以上な圧力が地上部ユニットに掛かってしまうため、減圧弁を介しての接続が必要となります。

 減圧弁を設けない場合は、①ポンプの起動や停止を制御している地上部ユニットの各制御部品が故障したり、②ポンプが停止が出来なくなり制御基板が焼き付いたり、③一定給水を保てなくなります。

 

 反対に水位が深い井戸に浅型の水中ポンプを設けた場合は、ポンプの揚水能力が低下した頃に自動停止機能が働かなくなり、動いたままの状態になることがあります。
 その結果、制御基板の焼き付き故障が生じたり、井戸ポンプ自体が故障したり、井戸ポンプの寿命が縮むことに繋がったりします。

井戸ポンプ工事について

 当社で行う井戸ポンプの交換工事は、「井戸の自然水位」や「井戸ポンプ運転時の井戸水位」から「機種の選定」と「揚水管の接続本数」を現地状況に合わせていきます。
 具体的には、先ず井戸の深さと自然水位を計測し、その差を求めることで、井戸に貯まる水の深さを確認し、その水の深さと設置ポンプ能力を考慮し、揚水管の接続本数を定め、井戸ポンプを設けていきます。

 その後に行う揚水試験では、おもに2つの点を注視し行います。先ずは汲み上げる井戸水が水切れにならない事と井戸水の湧水具合を確認するために、井戸水を井戸ポンプの最大揚水量の下で連続に汲み上げ続けます。

 万が一、揚水試験中に水切れが生じた場合は、井戸水の湧水量以上に水を汲み上げてしまったことになりますので、水切れまでの時間とその際の揚水量から井戸ポンプの運転水位を求め、水切れが無い位置までポンプを据え付けし直します。

 また、井戸配管の内側に付着した水垢の剥がれと井戸内に堆積した砂を取り除くために、濁りと異物が無くなるまで井戸水を汲み続け、本接続後の通水時に水栓等へ異物が混入しない手段を取ります。

 揚水試験に掛かる時間は現場毎に異なり、短い現場では40~50分位、長い現場では60分~90分位掛かります。
 揚水試験は20分を経過するまでは奇麗な水が出続け、20分を過ぎると汚れた水が出始めます。また出力600W以下の家庭用ポンプの場合、30分~40分の間、変化なく揚水し続けられれば水切れはほぼ無いと考えられます。

 揚水試験の目的は水切れ確認と共に井戸ポンプを交換したことにより、井戸パイプの内側から剥がれ落ちた水垢汚れと井戸パイプの中に堆積し浮遊している砂を取り除くことですので、奇麗になるまで行うことが基本となります。

 水は奇麗になっても砂が混じり、取り切れない場合には、砂こし器の取付をお勧めしております。また、本接続後、外水栓などから砂の出が少なくなる若しくは出なくなるまで一定時間、一定期間の下で水を出し続けて頂くこともあります。

各種井戸ポンプの施工例

③井戸ポンプの修理

テラル(旧三菱)

  • 深井戸用水中ポンプ
    1)型式:HP-J型
    おもな機種
    ・HP-J455
    ・HP-J605
    ・HP-J3605 など

    2)型式:TWS型
    おもな機種
    ・25TWS-5.45S-9J
    ・25TWS-5.45S-11
    ・25TWS-5.6S-11
    ・25TWS-5.6-11 など

イワヤポンプ(岩谷ポンプ)

  • 深井戸用ジェットポンプ
    1)型式:JPS型
    おもな機種
    ・JPS-300F-50
    ・JPS-301F-50
    ・JPS-4051F-50
    ・JPS-4052F-50
    ・JPS-406-50
    ・JPS-407-50

川本ポンプ

  • 深井戸用水中ポンプ
    1)形式:UFE2形 カワエースディーパー
    2)形式:UF3形 カワエースディーパー
  • 深井戸用ジェットポンプ
    1)形式:JF2形 カワエースジェット
  • 浅井戸ポンプ(小型定圧給水ポンプ)
    1)形式:NR形 カワエース
    2)形式:N3形 カワエース など

こんなこと、起きていませんか?

起きていたら、故障しているかもしれません。

  • 使っていない井戸ポンプが「勝手に動いている」または「止まらない」。
  • 使っていない井戸ポンプが「動いたり、止まったり」を繰り返している。
  • 蛇口を開けても「水が出てくるのが遅い」
  • 蛇口から出る湯水が一定でない。
  • 蛇口やシャワーヘッドから出る湯水が「弱くなったり、強くなったり」を繰り返す。
  • 温かい井戸水が出てくる。

井戸ポンプ修理の情景

④井戸専用機器の取付

テラル(旧三菱)

  1. 砂こし器
    1)型式:SF-F型(標準タイプ)
    2)型式:SF-S型(スケルトンタイプ)

イワヤポンプ(岩谷ポンプ)

  1. 圧力タンク
    1)型式:20TF(フラム型・容量20リットル)

川本ポンプ

  1. 砂こし器  SFS2形(ステンレス製)
  2. 塩素除菌器(塩素滅菌器) アクアクリーン MJ25SR形
  3. 浄水器  アクアファイン MRK2-25形
  4. アキュームレーター カワエース用の後付け型タンク。容量20リットル。

サンホープ

  1. 砂こし器  ディスクフィルター AR-311(強化ポリアミド製)

こんなことで、悩んでいませんか?

  1. 井戸水に砂が混じる。
  2. 台所水栓などのストレーナーや吐水口に砂が詰まり、水の出が悪くなる。
  3. 井戸水の匂いが気になる。
  4. 井戸水を除菌したい。
  5. 凍結予防で少量の水を出したままにしたい。
  6. 井戸ポンプに元栓となる止水栓が無い。

おもな井戸専用機器の紹介

井戸専用機器のよくある質問

砂こし器を取り付けると、井戸水に混じっている砂を取り除く事はできますか?

補足

  • 一般的な砂こし器には、砂を濾して水が通り抜けるために小さな穴が開いた網が内蔵されています。この穴の大きさは大小複数ありますが、穴より大きな砂が溜まり、小さな砂は通り抜けてしまいます。そのため、全ての大きさの砂は取り除くことが出来ません。
  • 近年の砂こし器は砂の堆積容量が少ないタイプが主流のため、砂が満杯に溜まるまでの時間が短くなっています。砂を溜まったままにした場合、蛇口からの水の出が悪くなったり、全く出なくなったりします。井戸水に混じっている砂の量に応じての定期的なメンテナンスが必要です。
  • 井戸水に混ざる砂を砂こし器に集約し、一括管理を行うと日々のメンテナンスが容易なります。

井戸水に砂が混じっていないのですが、砂こし器は取り付けた方が良いでしょうか?

補足

  • 大きな地震の後」や「地下水脈の上流あたる地上部で河川工事などの掘削工事」が行われたりすると地下水脈が影響を受けて、井戸水に砂が混じり始めたり、増えたりすることがあります。
  • 近年の湯水混合水栓や温水洗浄便座などの住宅設備機器は、砂が混入すると故障に繋がりやすいため、砂こし器を取り付けて備えることは有効です。

井戸水の濁りが気になります。
井戸用の浄水器を取付れば井戸水の濁りを取ることができますか?

補足

井戸用浄水器の浄水カートリッジの交換目安を教えてください。

・匂いの度合いが弱い場合は、6ケ月~8ケ月の間に一度交換しています。

・匂いの度合いが強い場合は、3か月~5か月の間に一度交換しています。

補足

  • カートリッジの寿命は、ニオイ・ニゴリの濃度、水量などの使用条件によって異なります。目づまりによってろ過水量が半減したり、ニオイが出はじめましたら、ろ材をお取り替えください。
  • 庭への散水などは浄水器を介さない蛇口を使って行うと、カードリッジの消費を抑えることが出来ます。
  • 自社顧客を元にしての数値です。

井戸水を除菌することは出来ますか?

補足

冬期に蛇口が凍らなように少量の水を出したままにしたいが、井戸ポンプが動いたままになってしまう。どうしたら良いですか?

タンクを取り付けることで、井戸ポンプの起動時間を延ばす事が出来ます。そのため、出したままにする水量が極少量であれば井戸ポンプは直ぐには動きません。

補足

  • 1)家庭用井戸ポンプにある圧力タンク(アキュームレーター)の容量は、1リットル~2リットルが主流です。
  • 2)川本ポンプ、イワヤポンプ、テラルでは、容量20リットルの後付け型の圧力タンクが用意されています。
①千葉県

下記業務を全域で対応します。

  1. 漏水調査
  2. 漏水修理
  3. 井戸ポンプの交換
  4. 井戸ポンプの修理
  5. 井戸専用機器の設置

対応エリア・業務別

  • 漏水調査
  • 漏水修理
  • 井戸ポンプの交換
  • 井戸ポンプの修理
  • 井戸専用機器の設置
①漏水調査
②漏水修理
深井戸用水中ポンプ
③井戸ポンプの交換
④井戸ポンプの修理
⑤井戸専用機器の設置

お問い合わせ

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